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柴原薫「第一回 森中八策の集い 〜奇人・変人・山バカの会〜」のご報告

いつもありがとうございます。
今週もメールマガジン【木曽は山の中新聞 第353号】をお届けいたします。


少しでも多くの方に日本の森、林業、住宅業界について知っていただこうと思い、
ほぼ「木」の付く木曜日にメールマガジンを発行しております。
その他、おすすめイベントも紹介しております。

                南木曽木材産業(株) 柴原薫

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□ 木曽は山の中新聞 第353号 【2018年05月31日(木)】
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南木曽木材産業(株)柴原薫 http://nagiso.co.jp/

            ≪ 目次 ≫

[ 1 ]柴原薫「第一回 森中八策の集い 〜奇人・変人・山バカの会〜」のご報告

[ 2 ]柴原薫「第9回 夏の合同学習会」のご案内

★心を込めた木製品専門店
『南木曽・山からの贈り物本舗』 → http://nagiso.shop-pro.jp/
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5/12(土)南木曽町ホテル富貴ノ森にて、
補助金に頼らない自活する林業を目指す
「森中八策の集い」には全国から39名の参加を得て無事終了できました。
学生3名、遠くは伊勢市、青森市からの参加、ありがとうございました。

野村隆哉先生の乾燥技術を紹介し(秋に試験材をカマに入れ乾燥予定です)、
福井県の鋸谷茂先生、田中保先生の林業に対する「念い」に
多くの方々が刺激されました。

私が一番ビックリしたのは、鋸谷さんから聞いた植林した山は地力が少なく、
本来の健全な森にならないという事でした。
皆伐した後、80年〜100年前の種が待っていたかのように芽ばえ、
タラのようなトゲの有る草木が最初に生える。
その後、鳥が種を運び、風が種を配る…それこそが、
地力の有る健全な森と教えられ…ビックリでした。


[ 1 ]柴原薫「第一回 森中八策の集い 〜奇人・変人・山バカの会〜」のご報告

『林業雑感』
(有)角仲林業 山中 敬久

「第1回、森中八策の集い」のお誘いに出席できず、申し訳ありません。
柴原さんから「何か文章を寄せて頂けないか」と熱く言われ、その気になりました。
原さんのメールに「森中八策」の言葉を見つけた時、
流石に今の時代の林業の現状を的確に把握しているなと思いました。

最近、つくづく感じるのですが、今の林業界は林業=スギ、ヒノキの木材生産
という概念にとらわれ過ぎて、先が見えないという状況になっているように思います。
学会から行政、木材業、建築界、僻地の山林家まで、狭い世界で悩み抜いています。

太平洋戦争で東京は焼け野原になり、戦後の復興で木材は超高値になり、
全国の山村で、スギ、ヒノキを植えて置けば、一生食べていけると確信し、
山のてっぺんまでスギ、ヒノキを植林しました。
天皇陛下を筆頭に国を挙げて植林に励んだのです。
東京オリンピックの頃、戦前に伐ってしまった為、木材不足で輸入が始まりそれ以降、
国産木材比率は下がり続け、材価も下がっていきました。皆さんご存知の通りです。

40年も前から、スギ、ヒノキの林業専業では食べて行けなかったのです。
私も同様で昭和51年からキノコ生産業に切り替えました。
滑ったり転んだり、助けて貰ったりして山の状況は見ないようにして、
必死にやって幾らか一息つけるようになったのが、平成12年頃です。
その後、放っておいたのでは、ご先祖様に申し訳ないと思い、
作業道を入れたり間伐したりしましたが、林業専業でやる決心はつきませんでした。
今思うと、この方針は正しかったと思います。

最近読んだ文章で、ある社会学者が
「林業は現代では業と言えないのではないか」と言っていました。
植林してから60年程してやっとお金になる。最初の20〜30年は出る一方。
何かで稼がないと生活できません。
吉野の林業は、大阪の商家で樽が必要になり吉野の山を買って
地元の人に造林を頼んだのが始まりな訳で、しっかりとした需要があったので投資した。
金があって需要が見通せないと、こんな危ない事業はできません。
2,000ha所有して200年も経つ立派な木があっても、
林業経営が成り立たない現代の日本です。

しかし汗水流して必死に山を育てた先祖のことを考えると、
間伐しながら、木の価値を高めて売る方法を考えて行かなければなりません。
と同時にスギ、ヒノキ以外の様々な木や植物に目を向けて、
そこから現代にあった製品を開発し販売していくことによって、
山村で生活していくことを考えることが大事だと思います。
その視点から見れば、キノコ事業もその中に入るし、
カエデの樹液事業もそうです。
健康食品、化粧品、医薬品等、現代に必要な
様々な「種」が日本の山には眠っていると思います。

大雑把な文章ですみませんが、林業の状況に詳しい方々ですので、
足りない所をうまく補足して頂いて、意の通るように読んで頂ければ幸いです。
最後に皆様方の今後のご活躍とご健勝をお祈りいたしまして、結びとしたいと思います。
平成30年5月5日






[ 2 ]柴原薫「第9回 夏の合同学習会」のご案内

■■■■第9回 夏の合同学習会■■■■

教育に対する「志」を磨き、同志とつながり、「実践」につなげるワクワクの勉強会

《下坐の会読書会、京都教師塾、彦根市倫理法人会、虹の架け橋曾爾、学ぼう舎(大阪)、尽心塾(京都)、 便教会(三重、滋賀)、一志塾、福ふくゼミナール、京都継学会、綾塾、滋賀ハガキ祭り、彦根掃除に学ぶ会、 師魂塾(石川県)、教育創志塾(和歌山県)、あこがれ先生プロジェクト in 滋賀、虹天塾近江・神戸(世話役)》

日時:平成30年8月5日(日)13:00~18:00(受付 12:30~)
場所:アルプラザ彦根6F 大学サテライトプラザ(JR 彦根駅西口前)
参加費:3,000 円《懇親会は別途 5,000 円程度を予定》
参加資格:教育は、学校教育、家庭教育、社員教育、社会教育など多岐に渡ります。どの分野の方でも「教育」に対する想いがある方なら、どなたでも参加可能です!

<プログラム>ーーーーーーーーーーーーーー
13:00 開演
13:05〜14:35
「日本の林業は、終わる 〜しかし、山バカ二代目としてハチドリの 一滴を生じる為に暗中摸索の中、木材の本来の生かし方・消費先を探し、 棺(旅立ちの舟)に辿り着く〜」
講師:柴原 薫 氏 (南木曽木材産業株式会社代表取締役)

昭和 35 年1月1日生まれ(58 歳)四女の父親。孫一人。中央大学商学部卒業。
養老孟司先生から[日本一の山バカと云われた父親の後を継ぎ、56 年目の会 社を経営する。伊勢神宮の御神木の杣(三つ紐伐り保存会の木こり)の一人(木曽の国有林に在る天然木 曽桧を斧で、寝かす木こりの会)。船井幸雄先生から経営学を学ぶ(船井塾三期生)。天外塾、原田塾に 学び生き方を学び実践中。 坂村真民先生・石川洋先生から人間学を学ぶ。養老孟司先生から、日本の 林業を健全にする為の会に入会求められ暗中摸索中。 野口法蔵先生(在家・臨済宗妙心寺派)の元、年 に数度、座禅断食修行中。 明治神宮の第三鳥居の国産桧納品。 靖国神社の150年記念事業の本殿横 エレベーター室の天然木曽桧の納品。 瀬戸内寂聴先生の岩手県の天台宗・天台寺の桂・欅・松・檜葉 の納品。 鍵山秀三郎先生から指名受け、東京都大田区北千束に三階建て木造賃貸住宅建設する。伊勢 サミットのファーストレディーのランチの席に木曽桧で作った日本酒の器が採用となる。

14:55※読書会・交流会

15:30〜17:00
「受け継がれるいのち」
講師:中山 緑 氏 〜伊勢の父と呼ばれた夫を支えた〜
修養団伊勢道場での研修や全国での講演会活動を通じ、生涯延べ 40 万人 以上の人に「日本人としてのあり方」「人としての生き方」「感謝の心」を
伝えてきた故 中山 靖雄先生。いつしか、伊勢の父と呼ばれ、多くの人に師 と仰がれ、愛され、慕われるようになりました。講演家、活動家としても有名なてんつくマン、中 村 文昭氏、山元かつ子氏も師事していた先生です。
しかし、晩年に脳梗塞で倒れ、目が見えなくなり、車椅子での生活を余儀なくされました。けれ ども可能な限り道場での研修に参加し、多くの人に勇気と希望を与え続けられました。
そんな、中山靖雄先生をずっと支えておられたのが奥様の緑さま。
当日は、中山靖雄先生の生前のご講演のビデオも上映しつつ、心に染みいる学びを皆さんで分か ち合いたいと思います。

17:15 質疑応答
17:40 閉会の言葉・連絡事項・写真撮影
18:00 解散
ーーーーーーーーーーーーーー<プログラム>
(^o^)懇親会も計画させていただいております。奮ってご参加ください!
(18:30~の予定/彦根駅前「魚丸」にて) →申し込み方法は裏面をご覧ください。


★☆ご意見、アドバイスは、下記までお願いします。
【お便り】→ info@nagiso.co.jp

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◆◇ 【木曽は山の中新聞】発行◇◆

南木曽木材産業株式会社

効率や採算性が重視される時代になっても、私たちは頑なに、
家づくりのすべてを提供しております。なぜなら、これが一番、
お客さまに安心していただけるからです。植林して、間伐し、
製材して、家を建てる。すでに私たちは五十年近く、同じことを
続けております。家は一生の財産。お客様の夢を、柱一本から
実現できることが、私たちの誇りです。

代表取締役 柴原 薫
info@nagiso.co.jp

[柴原のブログ] http://blog.nagiso.co.jp/

〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻1187
TEL/0264-57-3044 FAX/0264-57-2006
www.nagiso.co.jp


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□ 今後ともよろしくお願いいたします。
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nagiso | 木曽は山の中新聞 | 11:40 | - | - | - | - |

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