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志賀内泰弘「急ぎ利を求めず、木曽ひのきを活かす その2」(PHP平成29年11月号)

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                南木曽木材産業(株) 柴原薫

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□ 木曽は山の中新聞 第334号 【2017年10月26日(木)】
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南木曽木材産業(株)柴原薫 http://nagiso.co.jp/

            ≪ 目次 ≫

[ 1 ]志賀内泰弘「急ぎ利を求めず、木曽ひのきを活かす その2」(PHP平成29年11月号)

[ 2 ]南木曽・山からの贈り物本舗「曲がったカーブが美しく、使いやすい万能木べら!」

★心を込めた木製品専門店
『南木曽・山からの贈り物本舗』 → http://nagiso.shop-pro.jp/
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[ 1 ]志賀内泰弘「急ぎ利を求めず、木曽ひのきを活かす その2」(PHP平成29年11月号)

<ヒューマン・ドキュメント>
木曽ひのきの材木商 柴原薫さん(南木曽木材産業(株)代表取締役)
取材・文:志賀内泰弘
※本編より一部を抜粋してご紹介いたします。

   *   *   *   *

◆もがいて、もがいて、全国を飛び回る

社長を引き継いだ重圧、林業全体の抱える苦難、
さらに「この国をなんとかしなければ」という熱い思いに突き動かされ、
無我夢中で東奔西走してきた。

ある時、ハンバーガーチェーンの本部から、飲み物のタンブラーを作れないかと相談があった。
今までプラスチック製のものを木製に変えたいという。
それはエコを推進する企業イメージに役立つという戦略の一つだった。
1日100万本作って欲しいという。それが実現すれば、間伐材の活用に大いに貢献できる。

だが、結局、価格の面でとうてい折り合わないことがわかった。
先方の希望価格は1本1円。こちらのギリギリの提案価格が5円。
この「価格の壁」が存在する限り、国内産の普及には限界があるのだと悟った。

でも、でも、どこかに突破口があるはず。何か良いアイデアがあるのではないか。
柴原さんは思った。それなら、「ひのきの商品価値を高めればいい」と。
数々の勉強会に参加した。
有名無名にかかわらず「この人は」という人物がいると、
教えを乞いに日本全国を駆け回った。
その結果、洋風まな板や蒸籠(せいろ)などヒット商品を生み出した。

だが、すぐに海外の安い材料で真似され、売れなくなる。
それでも、また次々と新商品の開発に挑んできた。イタチゴッコだ。

「宇宙ステーションにひのきの団扇を持っていっても、
 その団扇が売れるわけではないことは承知しています。
 ただ、日本に、こんなに素晴らしい木があることを知ってもらいたい。
 認知してもらいたい。その次に、日本の国土を守るために、間伐が必要になること。
 さらに、間伐をするために、少々高くてもいいから
 日本製の木材を使おうと言う機運を起こしたいのです。
 まずは注目してもらうことが肝心。いわば、啓蒙活動ですね」

「売る」ことよりもまず、日本人の心のベクトルを山に向けてもらおうというのだ。


◆すぐに結果を求めない生き方

柴原さんは、「唾面自乾」をこう受け取った。すぐに結果を求めるのは止めよう。
自らの困難に耐えに耐え、我欲を断ち、この日本の山々を50年、100年と
守り育てることに命を懸けよう。利益はきっと後からついてくる。
時代が変わっても、守り通さなければならないことがある。
それを守り続けると、ある時、突然目の前が開け方向を変えられる日が来る。
茶道や剣道の修業の教え「守・破・離」を信じ、柴原さんは歩き続けてきた。

「林業の理解者・応援者が少しずつ増えてきました。
 それが若田光一さんや養老孟司さんなどです。
 あいにく、出雲大社の神殿復元のアイデアは保留になっていますが、
 まだ諦めてはいません。知恵と工夫によってなんとかなるのではないかと。
 おかげさまで、社業の方は神社仏閣を中心にした受注で安定しています。
 明治神宮の神楽殿や第三鳥居、岩国市の錦帯橋や愛媛県の大洲城の復元など
 大きな請け負いもさせていただきました。
 釘やボンドを一切使用しない無垢の国産材で造った千葉県の『風の谷保育園』は、
 見学者が絶えません。価格に左右されない「本物」を求める方々からご支持いただいているのです」

「本物」を理解する人たちと、少しずつ心が繋がるようになった。
とはいうものの、柴原さんの行く先は茨の道だ。
大多数の人たちは、「安い物」を選択する。
柴原さんに、鍵山秀三郎さんはもう一つ、こんな言葉も授けられたという。

「10年は偉大なり。20年は畏るべし。30年は歴史なり。50年は神の如し」

「目先のことに囚われず、急ぎ利を求めず、
 木曽の地で根を深く張っていきたいと思います」
と穏やかに笑う柴原さんが、木曽の山のように大きく見えた。

出典:「急ぎ利を求めず、木曽ひのきを活かす」(PHP平成29年11月号)


[ 2 ]南木曽・山からの贈り物本舗「曲がったカーブが美しく、使いやすい万能木べら!」

★☆★新商品★☆★
◆おすすめ その1◆ 軽くて持ちやすい「ヒノキの角菜箸」
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(お客様の声)
持ちやすくて滑らないさいばしです。 おうどんでも、何でも確実に挟めます。
「こんな、さいばしが、あれば!?」と普通の長さのひのき箸を使いながら思っていました(・ω・)
ちょっとしたお使いもの(粗品)にも、良くて差し上げた人もとても使い勝手が良くて、
香りも良いと喜ばれています。使って良くて、差し上げて喜ばれ、そんなさいばしです。広島県P様より

【サイズ】約33長
【材質】木曽ひのき
【製造・販売】南木曽木材産業(株)
※こちらの商品は、4膳までクロネコヤマトメール便(送料全国一律210円)での発送が可能です。


◆おすすめ その2◆ 麺類やパンの生地打ちにも使える「手こね寿司桶」
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木曽さわらの厳選された柾目材のみを使用しております。
寿司ご飯を作るのに、木製(さわら)の寿司桶は、最適です。

その理由は・・・

1.吸水性が抜群
(炊き立ての寿司ご飯の水分を吸って、サラッとしあげてくれます。)
2.通気性が良く保温力が高い
(最初の味を落さないで長時間持たせます。)
3.耐水質性と、耐酸性が高い
(品質はいつまでも変わらず、耐久性もあります。)

(お客様の声)
この度は、優れものの木のグッズを贈り物にさせていただき、ありがとうございました。
結婚祝いにプレゼントした友人に昨夜無事届き、品質の良さに驚いていました。
そして、実家のほうでは、寿司桶もさることながら、まな板と美しいへらに感動が。
本当に素敵な商品を、ありがとうございます。
神奈川県O様より

◆おすすめ その3◆ 曲がったカーブが美しく、使いやすい万能木べら!
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《お客様の声》
とても使いやすく、手になじむので気に入って使っています。
フライ返しのようについているカーブが美しく、
引き出しを開けると木べらが「私を選んでお料理してちょうだい!」
とささやくのでつい手にとってしまいます。
(娘が、デザインとはこうゆうもんだといつも言っていますが)
へらでありながら(普通、へらは平面ですが)、
このへらの特徴ともいえるカーブが鍋と木べらのなじみよくさせ、
底の平らなお鍋でも、中華なべでもその鍋のために作られたかと
錯覚してしまいます。

《材質》野球のバットにも使用される丈夫な"タモ"について
北海道、本州北・中部、また中国、シベリアにも分布します。
なかでも、北海道は産地としてよく知られ、その代表的な木材のひとつです。
木目は直通で美しく、家具、建具材、化粧単板など幅広い用途に使われます。
また、重硬且つ弾力性に富んだ性質のため、
バットやラケットなど運動用具としても重用されます。

★☆ご意見、アドバイスは、下記までお願いします。
【お便り】→ info@nagiso.co.jp

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◆◇ 【木曽は山の中新聞】発行◇◆

南木曽木材産業株式会社
南木曽建築株式会社

効率や採算性が重視される時代になっても、私たちは頑なに、
家づくりのすべてを提供しております。なぜなら、これが一番、
お客さまに安心していただけるからです。植林して、間伐し、
製材して、家を建てる。すでに私たちは五十年近く、同じことを
続けております。家は一生の財産。お客様の夢を、柱一本から
実現できることが、私たちの誇りです。

代表取締役 柴原 薫
info@nagiso.co.jp

[柴原のブログ] http://blog.nagiso.co.jp/

〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻1187
TEL/0264-57-3044 FAX/0264-57-2006
www.nagiso.co.jp


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