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西岡常一棟梁の一番弟子小川三夫氏「弟子の育て方」

3月に山形県の剱持大工の受賞祝賀会に参加した。
基調講演に西岡常一棟梁の一番弟子小川三夫さんの話を拝聴しました。
メモしたモノを記します。

○「同じ飯を食い」
「同じモノを造り」
「同じ志」
を持つ事が出来れば難しく無い。

○切れる刃物はウソはつかない。

○木の元と末が判りにくい場合、川に流す。
重い方が元だから、川下に行く方が元と判断出来る。

○水中乾燥は5年までが限界、それ以上はモサリ、腐る。

○「普請道楽」とは観る目を持つ人に叱られながら学ぶ事。
本物の目を持つ人が少なくなりました!

○自分に合った使い易い道具を持てば、
それに恥じない仕事はしないようになる。
手抜きはしなくなる!

○下手は下手なりに精一杯やらなければ、
次の世代の人に読み取れるモノは残らない。
本物を造っておけば繋がっていく!

○日光東照宮は、舞妓さんの様に色々なモノをさして整える。

○古代建築は錯覚を共有してるから美しい!
柱を真っ直ぐ削っても曲って見えるから、曲って削り
経つた時に真っ直ぐ見える様に削る。

○法隆寺
65%は1300年前のままです。
35%は昭和大修理のモノですが、
松の木だったら600年しか保たなかった。
杉だったら900年保った。
目の詰まった桧ゆえ1200年維持された。

○宮大工はせんじて、せんじて
最後は勘だと思います。

素敵な愚直な小川三夫棟梁の言葉でした。
写真(※文末)は表彰された剱持棟梁と
増田一真構造建築事務所のリーダーとの三人のショットです。
剱持棟梁は、弟子は素直さを持つ中卒業者しか入れないと言っております。
さすが頑固親父です。

◆剱持棟梁と増田一真構造建築事務所のリーダーとの三人のショット
nagiso | 木曽は山の中新聞 | 10:47 | - | - | - | - |

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