南木曽から支援の木材

信濃毎日新聞 1995年(平成7年)10月1日(日曜日)
復興へ「がんばれ神戸」
南木曽から支援の木材
町内の若手経営者ら 住宅5軒分

南木曽から支援の木材

 木曽郡南木曽町の若手木材会社経営者、後援者などでつくるWCN(ウッディ・クリエイト・ナギソ、松瀬博敏会長)は三十日、阪神大震災で大きな被害を受けた神戸市長田区のボランティアグループ鷹取救援基地(和田耕一代表)に、トラック九台分の住宅建築用などの木材を贈った。木材産地・木曽ならではの支援に、和田代表は「大きな励みになる」と喜んだ。
 町林業研究クラブ(林研クラブ)の会員が七月下旬、鷹取救援基地が製材した木材を必要としていることを必要としていることを知り、WCNに協力要請。和田代表に南木曽町に来てもらって話も聞いた。
 この結果、WCN会員がいる木材関連や運送などの十三社と林研クラブが木材提供と輸送に協力。ヒノキ、サクラ、コウヤマキ、杉の板、角材約百十三立方メートルなどが集まった。「約百二十平方メートルの広さの家五軒分の量」という。町と町社協も補助した。
 神戸に届けたのはWCN会員、町と町社協職員わ三十四人。トラックなど十二台に分乗し、午前六時に南木曽町を出発。約八時間かけて鷹取救援基地に到着した。
 同基地のあるカトリック鷹取教会周辺の海運町二、三丁目は、震災で二百戸以上が焼失し、教会を中心に半径五十メートルの範囲だけで百五人の死者が出た。
 同基地は、被災者の住宅を建てたり、仮設住宅で暮らす人にために棚やベンチなどを作っている。しかし、震災後は木材価格が高くなったため、もっぱら解体した建物の古材を利用している。和田代表は「南木曽のみなさんの車を見た時には涙が出た。被災地で家を建てることは、希望や夢を実現すること。多くの人が助かる」と感激していた。
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