柴原薫「京都市迎賓館」

10年くらい前にある百貨店外渉部の注文で、御所の中に日建設計が設計した、迎賓館(200億円の建設費らしい!?)の主賓室と貴賓室の壁板材料(ココウヤマキ)を納品しました。当時は見せても、もらえず、ホームページにも記載を禁止された建物です。

今回は一般公開され、豊橋市の割烹[一平]の杉浦由美子女将さんのご縁で、拝見しました。なかなか見れないので、ご紹介します。

次回は、銀閣寺の遠州流の茶会と三井寺の茶会、法要、そして、京都市ならではの、美食店と、歴史ある酒蔵オーナーをご紹介させていただきます。

nagiso | 木曽は山の中新聞 | 09:46 | - | - | - | - |

柴原薫「全国メガソーラー問題シンポジウムに参加して(2018.10.08)」

2018年10月8日に「全国メガソーラー問題シンポジウム(長野県茅野市)」に参加しました。300人の会場は満席、別にモニター画面で150名、総人数450名の参加で、関心の高さを知りました。以下、気づいた点を列挙いたします。

<MEMO>
・FIT法(固定価格買取制度)で太陽光発電は初年度40円、現在は18円、20年安定収入。初年度利回り9〜12%、現在利回り11.5%。
今もソーラーバブルは続いている。なぜならば買取価格は下がってもパネル価格は下がり、耐用年数が延びているから!

・再生エネルギーは電力会社買取りといいながら、個人や会社が負担している。※自宅に届く領収書をぜひ見てみてください。

・法律が無いから規制できないという行政に加え、地主は無関心でなおかつ無知な住民が多い。反対派はどうしたら許可が遅れ、業者が建設をあきらめるかのイタチごっこに・・・。

・梶山弁護士は、「水利権・漁業権・財産権をもって戦え」と叱咤していた。(財産権)近くに作ると土地が下がる、といっていた。

・条例は法律を超えられないと思いこんでいる人がいるが、市長がペナルティーのある強い条例があると工事停止命令ができる。

<私が感じたこと>
(1)山の傾斜地に在るソーラーパネルは、傾斜地ゆえ、危険性が高く、美しくない!

(2)雨による土砂の流れ → 台風で壊れる(しかし、壊れても発電している) → 放置状態!

(3)再生エネルギー、特にバイオマスとソーラーは未来のゴミとなる問題と、過大な設備投資がかかり、それを維持する為の無理なかつ、自己中心的な金もうけ主義であり、反対!

(4)パネルは有害物質がいっぱい含まれていて、放置された折の土壌汚染が心配だし、まちがいなく耐用年数が終わった時期の処理が問題となる!

(5)行政も法律が無いからといって、手をこまねいていてはいけない!自分たちの土地と将来の子供たちに美しい森を残し、守らなければならないと立ち上がって欲しい。ペナルティーがある強い条例を制定すべき!

(6)国に対し、ダメなモノはダメと、勇気をもつ人が立ち上がる時期だと思う。先駆者にクロネコヤマト創業者の小倉さんがいるじゃないか!できないことは無いと信じる私です!






nagiso | 木曽は山の中新聞 | 11:24 | - | - | - | - |

秋川会計事務所便り「災害に強い日本の国土を」(2018年10月号より)

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            ≪ 目次 ≫

[ 1 ]秋川会計事務所便り「災害に強い日本の国土を」(2018年10月号より)

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素晴らしい記事をいつも頂いてます。ご紹介させて頂きます。<柴原薫>

[ 1 ]秋川会計事務所便り「災害に強い日本の国土を」(2018年10月号より)

すっかり秋の気配になりましたが、お元気でお過ごしでしょうか。台風21号は140年に1度という猛烈なものでした。高潮で関西空港の滑走路や地下の配電施設も水没し、空港機能が一時的に麻痺しました。また北海道を襲った震度7の地震は、札幌市南東の丘陵地帯の山が崩れ、多くの田畑と住宅を押し潰し、市街地を液状化させ道路や住宅を崩壊しました。

しかも北海道は、一斉に停電して市民は「電機も飲み水もない」生活を送りました。九州・四国・広島・岡山では豪雨により甚大な被害が出ました。今も被災した地域に救援の物資やボランティアの支援が寄せられています。

被災地の人びとの暮らしの再建は急務ですが、今回の自然災害の教訓に学び、日本列島を災害から守れる強靭な国土にしなくてはなりません。日本は人口の7割以上が都市に集中しており、一方、地方は過疎が急速に進んでいます。

東京等の大都市は、海面を埋め立て数10階の高層ビルを建てていますが、今回のように北海道を襲った規模の地震が起きれば大変な惨事になります。日本には過去に作られた地域図があります。川や沼地を埋め立てた地盤の弱い場所も分かるといわれます。

この際、安心して暮らせる居住地は何処にするか、電力や水など生きるために必要な物資は、大企業に依存するのではなく、地域の住民の手で作るシステムに変えることも必要です。ドイツ等では、そうした新しい経済システムが始まっています。

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秋川会計事務所
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<本社>799-1353
愛媛県西条市三津屋南11番1
TEL0898-65-5370 FAX0898-65-5780
<松山支店>790-0005
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柴原薫「日本の林業は終わる その4」

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            ≪ 目次 ≫

[ 1 ]柴原薫「日本の林業は終わる その4」

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[ 1 ]柴原薫「日本の林業は終わる その4」

<その1>はこちら→ http://blog.nagiso.co.jp/?day=20180830
<その2>はこちら→ http://blog.nagiso.co.jp/?day=20180906
<その3>はこちら→ http://blog.nagiso.co.jp/?day=20180913

◆棺で職人の道をひらく

私は具体的にどのようなことに取り組んだらよいかと考えました。それで最終的に落ち着いた先は棺だったんです。昨年度はおよそ130万人の人が亡くなっていますので、大きな需要があると考えられます。今の棺桶の業界の現実を調べたところ、大手の業者が中国から輸入して、それを1つ1万円から3万円で販売をし、セレモニーホールで10万円定価販売されています。当然ビジネスですから、いくら儲けようと構いませんが今や、ネット販売のアマゾンでも2、3万円で売っているのです。私は林業の立場として、「それでいいのか」と考えています。そしてこんなことを考えました。

例えば、滋賀県の人がお亡くなりになったら、地元の木で作った棺桶に入れられて見送られるのが当たり前の世の中にする。そのために全国47都道府県でそのようなネットワークを作ることができないかと考えています。そうすることで職人さんたちを生かす道がひらけてくると思ったのです。確かに、職人さんにやってもらうと高くつきます。しかし、このことを提案していくと、1個10万円ならば買っても良いというお客様が居られ、すでに38人も申し込みをされています。

それから、会津若松市に国指定重要文化財の「さざえ堂」という不思議な二重構造の螺旋階段のある六角堂があります。螺旋階段で3階のところまで登っていき、同じ階段を使わずに下りられるようになっています。建築学的には東の横綱と言われる建物です。私は今、これを復元しようと思っています。これは文化財なので全てバラバラにして作り直すと15億円かかるそうですが、新築で作ると5億で出来るのです。ですから、これを都内で作り、その正しい見送りする場と日本の職人たちが上を向いて生きられる処にしていきたいと思っています。こんな考えを話すとよく物笑いされます。でも本当にいろんな人たちと手を組みながらやったらできないことはないと思っています。

◆自分で道を切りひらいていく

我われは健全の森とともに日本の林業のために植林活動をしっかりしていかなければならない。それから、日本の文化を守るためには職人といった人が携わってやり続けていかなければならない。仕事を創り、そのステージを与えるための工夫をしていかなければならない。私が言いたいことはこの三つなのです。補助金は必要ありません。しかし現実的には林業も補助金漬けになっています。けれども、歴史上で補助金をいただいて活動した人の中にきちんと自活できた人を知りません。

昔、中村久子という、あのへレン・ケラーが尊敬してやまなかった日本人がいました。久子さんは幼少期に両手両足が無くなり、大変な苦労をされました。若い頃には、「だるま娘」と呼ばれながら、呼び物小屋で芸をしながら生活をしたこともあります。それでも久子さんは自立をして助成金を受けない生き方をされたのです。

このことを思う時、私は自分で生きていく道を模索してやっていきたい。そうしていくことで、もう一度日本の林業や、それを生かしてくれる職人の道がひらいてゆくのだと信じています。こんなことを尊敬する鍵山 秀三郎先生や原田 隆史先生に励まされながら、やり続けていくことができております。本日はありがとうございました。

<終わり>


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柴原薫「日本の林業は終わる その3」

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[ 1 ]柴原薫「日本の林業は終わる その3」

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[ 1 ]柴原薫「日本の林業は終わる その3」

<その1>はこちら→ http://blog.nagiso.co.jp/?day=20180830
<その2>はこちら→ http://blog.nagiso.co.jp/?day=20180906


◆理想的な山は何か
すごい話を聞いたことがあります。NPO法人『日本に健全な森を作り直す会』というのがあり、委員長が養老孟司先生です。ある時、養老先生が私に、「柴原君のお父さんが一生懸命植林をした山は健全な森ではない」と言われたことがありました。その時、私は自分が正しいと思っていた価値観がぶち壊されたように感じがしました。理由を聞くと、
「皆伐した山に、とげとげの生えたタラの芽のような芽が最初に生えるのだ。その後に80年前に眠っていた種子が、その時を待っていたかのように自生してくる。その後に鳥がやってきて糞をして、そこに新しい森林になってくる。それが健全な森だ」と言われました。また、健全な森はちょっとやそっとの雨では土砂が流れない、とおっしゃるのです。

「柴原くんのお父さんの山は残念だが、見てごらん。少し流れてるだろう」

確かにそうなのです。とくに一斉植林した山は侵食されて大雨が降ったら流れやすく、親父の山も場所によっては4割ほど土砂崩れが起きています。『森は海の恋人』という本を書いた畠山さんという有名な牡蠣の養殖者がいます。牡蠣が太らなくなったのは川上からプランクトンが流れてこなくなったからだと考え、大漁旗を持って川上に植林をする活動を始めた方です。実は、養老先生はその畠山さんの活動は健全な森ではないと言われました。「植林をせずに放置をしておいた方が、鉄分が流れ、ミネラル豊富な水が流れる」と。私は養老先生の話を聞いて大変驚き、考えさせられました。

でも現場にいる私の結論としては、親父が植えた植林した山が一番良い山だと思っています。親父の山は混合林と言って、ヒノキ、桜、朴の木、ケヤキなどいろいろ植えて山を作っていました。どういうことかと言うと、ヒノキぼっかりの山だと輝かないのです。ヒノキの横にケヤキや桂など他の木があると、それらの樹脂や葉っぱの栄養分をもらって育つので、輝き方だけでなく、香りも全く違ってくるのです。養老先生のおっしゃることも、もっともなことかも知れませんが、私は親父がやってきた植林は素晴らしいことだと思っています。


◆職人を生かす日本人になろう
このような状況の中で私たち木こりは生活をしているわけですが、1年半くらい前に鍵山秀三郎相談役に依頼され、昔イエローハットの本社があった場所の前の土地に三階建ての木造の賃貸住宅を建てさせてもらいました。全てヒノキ、壁は全て漆喰、床は新月伐採の栗。多くの職人さんに関わっていただき、すばらしい家が出来上がりました。一度見に果てください。今度、10月10日号の雑誌『サライ』に「私の朝食」というコーナーで鍵山 幸一郎さんと一緒に載ります。また、伊勢志摩サミットの時には、公式の酒器に選ばれました。職人さんが削ってガラスのように透けて見えるヒノキのグラスです。でも、良いものだからといって売れるとは限らないのです。職人さんがやるとやはり高くつくからです。

しかし、こんな職人さんもおられます。奈良市にある和菓子屋「樫舎」の喜多 誠一郎さんという和菓子職人です。1個400円の和菓子を売っているのです。彼は十勝まで行って農家と一緒に大豆を生産して、それを自分で使って、昔ながらのやり方で作っているのです。さすがにとても美味しい。でも1個400円の和菓子。「これは売れないでしょう」と言うと、喜多さんは、「それが、売れて困る」と言われるのです。そんな喜多さんの信条はこうです。「安いことは嬉しいけど正しくない。そんな生き方をしたくない。だから自分が十勝まで行って大豆の生産をやって、これが和菓子だ!という文化を伝えたい」
こんな喜多さんの和菓子は春日大社の行事では毎年注文を受け、さらに歌手のさだまさしさんも応援されています。歌を歌った後に、「私、和菓子が大好きでね。喜多さんという方がいて、あのお菓子はすごくうまいんだ」という話をしてくれるそうです。

私は、喜多さんのような想いを持ってやっている人は、きっと神様が応援してくれるのだろうと思いました。正しく、誠実に生きていればそういうことがあるのだなあ、と思います。いつの間にか日本人の心を忘れて経済、利益最優先になってしまったのはなぜか…。これについて、さだまさしさんが、次のように教えてくれました。

「例えるなら、毎年、1度ずつ傾いていって、知らない間に25度も傾いてしまっているんです。そして、それが当然のようになってしまったのが今の日本なんだ。だから、気づいた時に、気づいた人が戻そうとしなければいけない」

その言葉に励まされて、「俺は戻す!」と語っています。

<来週に続く>

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柴原薫「日本の林業は終わる その2」

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[ 1 ]柴原薫「日本の林業は終わる その2」

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[ 1 ]柴原薫「日本の林業は終わる その2」

<その1>はこちら→ http://blog.nagiso.co.jp/?day=20180830

◆現在の木材の行方

日本の木材の需要は、25年前は18%から20%でした。今は国の煽りもあって30%から35%くらいに自給率が増えています。でも、何に使われるか知っていますか?1番がバイオマス、2番がべニア、3番が中国への輸出です。あの戦後の復興時代に植えられた木が家づくりに使われたら本望なのですが、現実的として、多くの木はバイオマス発電に使われ、ベニアになり、中国に輸出されて加工され、世界に流されているのです。

では、そんな中、建築に使われる木材の現状はどうなのか。
まず、山に立っている杉が高さ30メートル、直系24センチから30センチ位の太さだとします。そのような木は60年かけて育つのですが、大体どれくらいの値段がつくと思いますか。実は1本300円くらいなんです。ではどうしてそれが家を建てる時には あんなに高くなってしまうのか。

それは一言で言うなら人件費です。伐採する人、トラックで製材エ場まで運ぶ人、その丸太を製材する人、市場で販売する人…。このような多くの工程を経て建築の材木になる時には、山に立っていた300円の木が2000円から2500円くらいになるのです。そして、いざ家を建てる時に、1軒の家で100本使うとすると、1本2500円で、25万円。ヒノキの柱にすると1本5000円で50万円になります。もし全てヒノキで家を建てたいということなら、それが35坪なら、約350万になります。坪10万円です。

ところが、ある業者に頼むと、ロシアカラマツという木材で建てることになり、同規模で75万円で出来てしまうのです。 今でも家を建てる時に発言権があるのは奥様方です。当然、75万円の方を選びます。その上、ドイツ製のキッチンが350万円にしたいと、さらに相談されてきます。結局、そのしわ寄せが木材にきます。

でも、我われが無垢の木と呼んでいるヒノキの木材は、1本でビール瓶約2本分の水分を吸い込みます。そして、空気が乾燥してくると吐き出すのです。ですから、湿度を整えます。またヒノキほどの自然の殺菌能力を持つ木は他にはないとも言われています。それから、日本の杉の木材については空気の浄化作用は世界一であるという京都大学の研究データもあります。

ですから、24時間自宅にいる奥様方のことを考えると、私は修整材よりも私は無垢の木を勧めます。しかし、憧れのキッチンと言われるとそれに負けてしまいます。現実としてこのような話もあるのです。

◆新月伐採とアレロパシー

さて、森の面白い話が二つあります。一つは「新月伐採」の話です。新月の日に木を伐採すると割れにくい、燃えにくい、腐らない、虫が来にくい、カビにくい、というのです。この理由については、次のように言われています。満月の時は、木はエネルギーを吸い込み、逆に新月ではエネルギーを下ろしていくのです。つまり、新月の時は土の中に含まれている成分を吸い上げてこない。よって、甘い成分が無くて虫が寄ってこないということです。その化学反応で木が割れにくく燃えにくくなります。これは京大のある先生がデータ的に出したのですが、現実的にそういうことが起こりえるということです。

でも自然界の中にほそのような新月の木も割れることがあるので、「割れない木がある」という間違った解釈をされないようによろしくお願いします。さて、もう一つは、「アレロパシー」の話です。例えば、森に熊が来たとします。すると、ある木が根っこを使ってテレパシーを発して、そのことを周囲の木に伝えるのだそうです。それでどうなるのかというと、いくつかの木が何らかの成分を出して、わざと掻きむしられる役割を引き受け、森の木全体が被害に遭うことを防ごうとするのです。

これと同じようなことが、キャベツにもあるそうです。キャベツは害虫が発生し始めると、全滅にならないように、その中のいくつかのキャベツは虫が寄って来やすい成分を自ら出して、虫に食べられてしまうわけです。つまり、他のキャベツが虫にやられて全滅になるのを防ぐために自己犠牲をしているということなのです。本当に不思議な話ですが、自分の種を守ろうとするアレロパシーというものがあるのです。

<来週に続く>

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[ 1 ]柴原薫「日本の林業は終わる」

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[ 1 ]柴原薫「日本の林業は終わる」

『日本の林業は終わる』
〜しかし、山バカ二代目としてハチドリの一滴を生じる為に暗中模索の中、木材の本来の生かし方・消費先を探し、棺(旅立ちの舟)に辿り着く〜

南木曽木材産業株式会社
柴原 薫氏

◆仕事がない

私は伊勢神宮の御神木も納めている木こりです。このように言ってしまうと何か凄いことをしている人間に聞こえるかもしれませんが、伊勢神宮のご遷宮は二十年に一回しか仕事がないのです。さらに、「伊勢神宮に収めています」と言うと、皆さん、「うちはそんな高い材木は買えません」なんて言われることもあります。

昨年の十一月十三日に父が他界をいたしましたが、その父が創業したのはおよそ六十年前。何も山を持たない祖父が山の仕事を始めて、父が古い製材工場を買って企業しました。当時はなかなか景気が良かつたらしいです。 しかし、私が受け継いだ時代は本当に厳しい時代で、お客さんがどんどん減っていき、父の代には売上高が十三億八千万円だったのが、私の時代には三千万円ちょっとにしかならなくなりました。そして、四十五人いた従業員が、二十人ぐらいになりました。

とにかく仕事がないんです。二十五年前、最も倒産するのが多かったのが桶屋と建具屋だったのです。それで私たちの会社の一番のお客様がこれら二つの業種だったので、次第に発注の電話が鳴らなくなっていったのです。山に立っている木があって、それを木こりが切り出して、それを柱にして製材工場に持っていき、そして大工がいて、家具屋がいて、建具屋がいて…、そして最終的にそれを買ってくれる人がいなければ林業は成り立たっていかないわけです。そういうことを考えたときに「林業が終わった」ということを感じずにはいられません。

◆それでも私が山を守る理由

静岡県沼津市に三十六万坪の山があります。この山はバブルの時代に大手ゼネコンが買い占めたものです。その山を父が買ったのですが、固定資産税が年間十万円しかかからない。それで父が亡くなったら、私が相続をしようとするわけですが、私は税金がかからないと思っていました。すると、税理士さんが、「一億五千万円くらい相続税がかかりますよ」と教えてくれました。当然、そんなお金はあるわけがありません。「どうしたらいいですか」と聞くと、「もし、中国人が十万円で売って欲しいと言ってきたら売りなさい」と言われたのです。
親父の生き方を考えた時に、「製材業という立場で木々を殺生した人間が山を守れなくてどうするんだ」という思いが湧いてきました。それで、借金をして父が生きている内に会社で買うことにしたのです。

日本の林業を振り返ると、戦後の日本の政策として、焼け野原になった山を一斉造林して、杉ばっかり、ヒノキばっかり、カラ松ばっかり、という植え方をした時代がありました。そのことを一部の評論家たちは、「あんな政策をしたから駄目だったんだ」と論じています。けれども、あの戦後復興の時代というのは、木材は住宅に使われる確率が圧倒的に高く、その用途に使うためには杉やカラ松という木は成長が早いので非常に便利だったのです。

また我われの立場からみたときに、軽トラもないあの時代に、どうやって植林をしたんだろうと思うわけです。今、軽トラで山元まで行くと二時間もかかる山に、さらに二時間半かけて登って、植林に行った先輩たちがおられたわけです。そんな先輩方のことを思うと、「あの時代の林業政策は駄目だった」というような机上の論は、私にはとても言えません。現実にあの山に登っていた人たちのことを思うと、なんて尊いと思うわけです。

<来週に続く>

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実現できることが、私たちの誇りです。

代表取締役 柴原 薫
info@nagiso.co.jp

[柴原のブログ] http://blog.nagiso.co.jp/

〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻1187
TEL/0264-57-3044 FAX/0264-57-2006
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nagiso | 木曽は山の中新聞 | 11:26 | - | - | - | - |

柴原薫「深夜とは何時を示すか?」

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                南木曽木材産業(株) 柴原薫

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            ≪ 目次 ≫

[ 1 ]柴原薫「深夜とは何時を示すか?」

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[ 1 ]柴原薫「深夜とは何時を示すか?」

深夜とは何時を示すか?
ご存知でしょうか。8月13日 亡き父の初盆の日に父の妹が他界した。
糖尿病を患っていたが、前日夕食を食べて、深夜に虚血性心疾患と検案書に書かれた。

警察が検死に二時間半かかり、医者を手配したが掛り付けの病院は、田舎で医師不足で出張は出来ないと断られ、隣村(大桑村)から開業医を刑事が送迎してくれた。ここで、検案書に警察が死亡推定時間を深夜と医師に伝え記入された。
ご存知の通り、火葬は二十四時間経過しないと出来ない。町役場に問い合わせたら、13日深夜は13日の24時と解釈するから時間を明記するよう指示された。

警察は、深夜は0時〜2時を表すからと事前に言われたが、火葬の時間が予約出来ず、再度刑事が出向いてくれ医師に死亡推定時間を1時に書いてもらった。
辞典では 夜中は「午後11時〜2時」、深夜は「0時〜2時」、未明は「3時〜日の出」(報道では、2時〜4時らしい) 。行政、警察、報道では違いがあることを知った。

みなさん、もし主治医が不在で、自宅等で旅立った場合、警察の検案書に死亡推定時間を書かれる時は、アバウトな用語では無く、時間を明記して貰った方がよいです。 御注意ください。

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nagiso | 木曽は山の中新聞 | 10:52 | - | - | - | - |

柴原薫「8月5日 虹天塾に参加して」

平成30年8月5日(日)に滋賀県彦根市で虹天塾で講演してまいりました。40名越す方々が集まって頂き、本当にありがとうございました。中山緑さんの前座を無事終わったのも、皆様のおかげさまです。

いのちをバトンタッチする会の鈴木中人さんとも久しぶりに再会しました。(写真の男性)
そして、山元かつ子さんと親しい林智子さんと、中山緑さんのスリーショットと共に、お二人の本(中山靖雄先生)のご本をご紹介させて頂きます。私も、お盆休みにゆっくり拝読致します

主催の北村遙明さん、虹天塾のスタッフの方々、おかげさまで愉しく話させて頂き、ありがとうございました。

◆修養団元伊勢道場長 中山靖雄著
『すべては今のためにあったこと』(海竜社)1143円(税別)
〜つらかった過去もすべて、今を喜んで生きるための根になっているのです。(帯より)〜
http://amzn.asia/67IY9Im


◆林ともこ著
『あ〜ちゃんの虹』(文芸社)1500円(税別)
〜歩けなくても、話せなくても、食べられなくても、あなたには人を幸せにする魔法の笑顔があった。(帯より)〜
http://amzn.asia/96BSQT6

nagiso | - | 09:57 | - | - | - | - |

柴原薫「木造保育園の見学会」を終えて

7月29日(土)に認定こども園 風の丘保育園(千葉県松戸市)の感謝式・内覧会がありました。
9年前の市川市に造った風の谷保育園の川副園長からの木材・木工事のご指名でした。
100年、200年経っても残る保育園を造ってくださいとの熱き念いに少しだけ応えられました。

今回の風の丘保育園は構造材から内装材、家具類、建具材まで国産材です。
今まで林業蘇生化の為にここまでしていただけた園はありませんでした。

「やればできる!」
「子どもたちに何が残すか!」
川副先生の熱き念いを形にしました。

弟子の甲斐恵美新園長がバトンタッチして、
将来日本を背負う人が生まれる園になるでしょう。

柴原薫





[ 1 ]柴原薫「木造保育園の見学会」を終えて

<ごあいさつ>
泉の園 理事長 長島成幸

弟子たちがイエスのところに来て、「いったいだれが、天国でいちばん偉いのでしょうか」。と言った。そこでイエスは一人の子どもを呼び寄せ、彼らの中に立たせて言われた。「はっきり言っておく。心を入れ替えて子どものようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。自分を低くして、この子どものようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ。
(マタイによる福音館18:1-4,聖書より)

「風の丘こども園」にようこそお出で下さいました。子どもたちの笑顔に迎え入れられる喜びを味わうことでしょう。子どもの天使たちに触れて、安らぎが・癒しが・内なる元気が与えられるでしょう。膝をかがめ自分を低くして。子どもの瞳を覗いてごらんなさい。子どもたちの未来が見えますか。やがて健やかに育ちゆく子どもたちに託していく夢が見えませんか。子どもたちのように成りたい憧れが湧いてきませんか。あなたの心の扉が閉ざされていたとしても子どもの瞳が心の扉を開いて下さることでしょう。これらの最も小さい幼子の中に主イエス様が居てくださるからです。
人としての出発点がこの「風の丘こども園」に詰まっています。
ですから、ここからすべてが始まります。
私たちはいつでも「子どもたちが私たちの真ん中に居られる」ように成ることを願ってこども園づくりをしています。障がいが有るなしにかかわらず神様が私たちに天使として遣わされたからです。
今始まったばかりの子どものお城が大きく、大きく成長できるよう、皆様のお祈りとご支援、ご協力をお願い申し上げます。
2018年7月28日

<風の丘で・・・>
人間の基礎をつくる大事な乳幼児期。
ここでの1つ1つの体験が子どもの生きる力となり、未来へとつながっていきます。
その子の持っている力を引き出し発揮できるように、子どもの興味・関心・好奇心を大事にしながら、環境つくりや、関わりを心がけていきます。
子どもも大人もその人らしくいられる場所、一人一人を大切にします。
また、“子どもの最善の利益”を考える時、その家族や地域の人たちをも包み、お互いが尊重し、支え合う関係でありたいです。

【理 念】「おさなごは、神様からお預かりした大切ないのち」
【保育・教育方針】
「子供の最善の利益を優先」
就学前の子どもに対する教育、保育等総合的な提供の推進に関する法律、児童福祉法に基づき、子どもの最善の利益を考慮し、心身ともに健やかに育つように努めます。
「子どもの育ちの礎を育む」
自然の恵に触れ、子どもの群れの中で、共に育つ「体験」を重視します。
「子育て家庭支援の総合的機能の確立」
妊娠期から乳幼児期の子育て家庭の「安定」と家族の「自律性」を育み、支え合う地域社会を「共に」作り出していきます。

【保育の特徴】
★キリスト教保育  ★一人ひとりが大切
★縦割り保育    ★自然の中で育つ
★興味・関心・好奇心を大事にする
★食育:調理と保育の一体化。 ★交わる
★体験:挑戦・勇気・感覚・理論・身体つくり
★地域とつながる  ★ゆったりと過ごす


<地主さんの願い>
高橋良夫氏のご家族は、自宅前の土地の活用として、社会貢献をするには待機児童問題に対する保育所の設置を望み、伝統的な木造建築に拘った風の谷に託された。隣地の浮ケ谷幸雄氏は、松戸市に貢献することの想いをもって承諾を得、松戸市大橋で認定こども園の設置を法人として計画することとなる。さらに「永久に貸与する」の両地主さんの承諾を得、建物は風の谷と同じ100年以上耐久性の高い、松戸市の文化財となる可能性が高い伝統的な木造建築を目指した。風の丘の働きをして、土地を貸与された誇りとなるよう使命が法人に付託された。
敷地面積:1851.68屐聞盒粁鰭彁 885.74屐”皀叡幸雄氏 971.23屐


<建物のコンセプト>
「人は自然のちからを借りて生きている」
「いのちのはじまりから最後のときまで寄り添う」

「自然のちから」を最も感じ取れる乳幼児時期に、どのようにして「自然の中で生活できる環境」をつくっていくのかが、「風の丘」の建築と保育のテーマです。自然と共に暮らしてきた日本の風土、日本の文化、日本人のこころ、どのようにして取り込んでいくのかが課せられた課題です。つぎに人の感性と知恵が必要となります。多くの方々が集い、それぞれが持つ才能の糸を紡ぎデザインしていきました。

【園舎という器の構築】
乳幼児時期は、人としての潜在的な基盤を形成する最も重要な時期です。だからこそ自然に近い器が必要です。生活の場である器として、自然物である木造が最前提です。その保育環境である園舎に、地球上に共に生きている「木」を活用するのは、日本の気候、歴史、文化、生活など日本の風土の適応したものが何かを追求しました。最も無理のない自然との融合した国産材の活用、伝統的な木造建築により、百年を超える器であることが同時に重要な視点でした。そのことが実現したのは、伝統木構造の会会長増田一眞氏の「知」と国産材を普段に搬入した南木曽木材株式会社の柴原薫氏の「徳」と建築資金として交付金を出した松戸市の「財」が一体となり実現しました。

【保育・教育という器の構築】
風の丘は、乳幼児の生活の場。人間は群れの中でお互い支え合って生きていく存在である。風の丘の子どもは、まさのこの群れの中で子ども同士が、人として育つ場。しかも人は、一人ひとり違ういのちを有しているので、それらの存在を尊ぶということは、いじくり廻してはいけない存在がこの時期の乳幼児である。その子がその子らしく居られる空間をどのように構築していくかが第二の条件でした。子どもも保育者も、さらに保護者も地域の人々が、本来あるべき姿の人間社会をバランスの取れた自然体でとのように構築していくかがこれからの重要なテーマとなります。

【地域という器の構築】
この器が、地域の財産として、風の丘の機能だけでなく、将来の高齢者社会における地域のニーズに応じ、対応ができる木造建築は重要な視点でした。

【地球という器の構築】
自然と一体の生き方。地球環境の問題を考えた生活は何か。まさに「木」の活用は、短期間の消費でなく、長期間活用し、地球に優しい循環ある営みとなることです。国産材を活用し、間伐材を活用することは、滅び行く日本の森を再生し、温暖化する地球環境を再生する大事な視点となっています。

【今を生きる我々に課せられたテーマ】
子どもの未来は、人類の未来であり、地球上のいのちの存在を尊ぶ重要なテーマです。「地球上の循環」と「人と人が支え合っていく循環ある社会」にどれだけ貢献できるかが、我々に課せられたテーマだと考えています。あなたの感性と知の応援をお願いします。


<設計者からのメッセージ>
風の丘がつなぐ古代から未来への架け橋
アシスト設計 代表 田畑邦雄氏

平成16年11月、風の谷こども園の川副園長から「障害のある子どもも受け入れるこども園を造りたい」というお話をいただきました。私も障害のある子どもたちとのかかわりがあるものですから、そのお話に深く感銘を受け、ぜひ協力させていただきたいと思ったのが始まりでした。
お話を受け、計画の諸条件を調べはじめたところ、彦八山遺跡という埋蔵文化財の包蔵地内にあることがわかりました。
はるか2万数千年以上前の旧石器時代からこの地に人が住んでいたことを知りました。人が住み続けてきたということは、自然災害もなく大変に安定した豊かな大地であったと考えられます。
思いを馳せると、2万数千年前には周辺一帯そしてこの敷地の中でも、小さな子どもたちが駆け回り、のびのびと元気に暮らしていたに違いありません。その子どもたちが遊んだ環境は今、「認定こども園 風の丘」となって、子どもたちの遊び、学び、暮らす場所になりました。
子どもだちは、現在から未来につなげてくれる大切な架け橋でもあります。子どもたちが健やかに成長し、いつか未来への架け橋になってくれること、そして永久にその子どもたちを見守ってくれる「風の丘」となることを願ってやみません。


<設計者からのメッセージ>
「風の丘」で考えたこと
有)クエストワークス 代表 大谷浩一郎

○食べるところがみんなの中心ということ
厨房とランチルームの位置が、敷地内でそして建物内でしっくりいったときにプランは固まり、動き出しました。
 みんなで食べる・・・ランチルームでみんな仲良く
 自分でよそう・・・厨房カウンターから自分のご飯をよそれるように
 調理は魅せる・・・今日のお昼はなんだろうなぁ。楽しみ!
○建物が遊び場ということ
狭いところ、広いところ、高いところ、低いところ、外のようで内のような、そんなことを意識して空間を作りました。
 せまいところ・・・階段下の絵本コーナー
 たかいところ・・・たたみコーナー・そこからの滑り台
 かくれられるところ・・・ロフト
 中のような外、外のような中・・・保育室〜デッキ〜園庭
○そとで遊ぶということ
屋内で遊ぶ以上に泥んこになりながら、そして季節を感じながら外で遊ぶことを大事にしました。
 ここは風の丘の里山・・・縄文人もきっと井戸端でワイワイ
 実のなる木・・・やまもも、あんず、かりん。
 大きな山、小さな山
○穏やかなデザインであること
絶対的に優しく穏やかな空間であることを意識しました。
 あたたかさ やさしさ やわらかさ そして、ほんもの
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